2012/04/26

民族楽器と和太鼓共演

民族楽器と和太鼓共演


 神戸を拠点に全国で活動する「和太鼓松村組」の初の函館公演が7月4日午後6時半から、函館市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれる。6月28日から8市町で行われる北海道公演の一つ。実行委員長で日本太鼓連盟北海道道南支部長の太田義高さんは「音楽性に富んだコンサートを多くの人に楽しんでほしい」と話す。


 同チームは1995年に発足。マリンバにケーナなど世界の民族楽器を組み合わせた独自の音楽を展開し、国内外でコンサート活動を続けている。道内では97年に室蘭市の太鼓イベントに友情出演して以来、同市で開かれる大太鼓一本打ち全国大会にも第1階から毎年出演している。


 また、阪神淡路大震災を経験した和太鼓のプロチームとして東日本大震災の復興支援公演にも力を入れており、昨年は岩手県の陸前高田市や大船渡市、盛岡市で演奏。北海道公演の益金の一部も被災地支援に充てる。