2012/03/30
若年層の一人暮らし、「自立心が高まる」等を理由に8割超が賛成
若年層の一人暮らし、「自立心が高まる」等を理由に8割超が賛成…全宅連調査
若年層の一人暮らしに関する意識調査を(社)全国宅地建物取引業協会連合会は29日に発表した。インターネットを用い、10~60歳代のユーザー1万1,661名から回答を得た。
若年層(10歳代後半~20歳代前半)の実家を離れた一人暮らしについて、83.2%が「賛成」と回答。
その理由としては
- ・「自立心が高まる」(62.2%)
- ・「社会性を身につける」(24.6%)
- ・「自由になれる」(4.9%)
などが続いた。
反対(16.8%)理由は
- ・「経済的に無理」(40.7%)
- ・「未熟」(21.0%)
- ・「一人だと寂しい・怖い」(14.1%)
などが挙がった。
一人暮らしをする部屋のタイプについては
- ・「1DK」が30.8%でトップ。
- ・2位「1LDK」(21.9%)
- ・3位「1K」(21.4%)。
2011年度調査時と1位と2位が逆転、より狭い部屋で十分と考える傾向が強くなっていた。
家賃希望額は
- ・「4万~5万円」(37.9%)
- ・「5万~6万円」(26.0%)
- ・「4万円以下」(21.7%)となった。
重視する条件については
- ・「家賃の額」(30.0%)
- ・「通勤通学の時間」(18.4%)
- ・「建物の警備・セキュリティ」(11.1%)がトップ3。
特に女性はセキュリティに関心が高かった(14.8%)。
重視する部屋の設備では
- ・「トイレとバスの分離」(15.6%)
- ・「エアコン付」(15.0%)
- ・「収納スペースが広い」(11.5%)などが挙がり
若年層は「トイレとバスの分離」への関心が高いことが分かった。