2012/04/28

銭湯巡って入浴券ゲット きょうスタンプラリー 函館浴場協同組合

銭湯巡って入浴券ゲット きょうスタンプラリー 函館浴場協同組合


 4月28日から、初の「はこだて銭湯スタンプラリー」をスタートする。これは函館浴場協同組合(会員22軒、長南武次理事長)の利用客の掘り起こし企画で、20軒の会員浴場が参加してにスタートする。参加者には、入浴箇所数に応じて入浴券をプレゼントする。


 同組合はこれまで、会員店を網羅した「はこだて銭湯マップ」を発行したり、「子ども無料入浴デー」を設けたりと利用客の開拓に力を入れてきており、今回の企画は数年前から温めてきた。今回ほとんどの加盟店が参加して実現した。


 参加店に備え付けのスタンプラリー用紙(マップとラリー台紙)を持参して入浴し、台紙にスタンプを集める。20軒全てのスタンプを集めると共通入浴券11枚とボディタオルを、12軒の入浴で入浴券7枚、5軒では2枚を応募者にもれなくプレゼントする。実施期間は12月末まで。スタンプの押印は大人料金(420円)で入浴した人に限る。


 長南理事長は「大きな浴槽のある銭湯には家風呂とは異なる良さがある。ぜひ参加して銭湯の魅力を知ってほしい」と話している。


 参加浴場など問い合わせは同組合事務局電話0138-22-0937


2012/04/27

北海道エリア進出へ向け、6月12日にセミナー開催…C21

北海道エリア進出へ向け、6月12日にセミナー開催…C21


 (株)センチュリー21・ジャパンは26日、北海道への進出に向け、6月12日に札幌市内で、加盟店募集のためのセミナーを開催すると発表した。


 同社はこれまで、北海道を除く全国で事業を展開していたが、新たにビジネスとして展開を開始した既存住宅流通+リフォーム事業のスタートを機に北海道エリアへの進出を決定したもの。なお、2012年3月末時点の同FC加盟店数は784店舗となっている。


 セミナーでは、同FCの概要やIT・研修システム、加盟後の効果等の説明に加え、既存住宅流通+リフォーム事業の新ビジネス「リボーン住宅」について紹介する。


概要は以下の通り。

  • ●日時:6月12日(火)13:00~16:00(受付12:30~)
  • ●会場:JRタワーホテル日航札幌(札幌市中央区北5条西2丁目5番地)

  

2012/04/26

民族楽器と和太鼓共演

民族楽器と和太鼓共演


 神戸を拠点に全国で活動する「和太鼓松村組」の初の函館公演が7月4日午後6時半から、函館市芸術ホール(五稜郭町37)で開かれる。6月28日から8市町で行われる北海道公演の一つ。実行委員長で日本太鼓連盟北海道道南支部長の太田義高さんは「音楽性に富んだコンサートを多くの人に楽しんでほしい」と話す。


 同チームは1995年に発足。マリンバにケーナなど世界の民族楽器を組み合わせた独自の音楽を展開し、国内外でコンサート活動を続けている。道内では97年に室蘭市の太鼓イベントに友情出演して以来、同市で開かれる大太鼓一本打ち全国大会にも第1階から毎年出演している。


 また、阪神淡路大震災を経験した和太鼓のプロチームとして東日本大震災の復興支援公演にも力を入れており、昨年は岩手県の陸前高田市や大船渡市、盛岡市で演奏。北海道公演の益金の一部も被災地支援に充てる。



 24日、春の観光シーズンを迎え、市内の観光名所などに設置されている下水道の「カラーマンホール」の取り付け作業を函館市企業局が行った。冬場に取り外して〝お色直し〟したふたが足元で鮮やかに映え、観光客の目を楽しませている。


 カラーマンホールは、下水道に親しみを持ってもらおうと、旧水道局が1996年度から導入し、西部地区や五稜郭公園などに24枚が設置されている。絵柄はイカや五稜郭、ハリストス正教会の3種類で、大きさも直径60センチと40センチの2通りある。 降雪で塗装がはがれるのを避け、例年11月にいったん取り外し、冬場に市内の塗装業者が塗り直している。この日はマンホールの維持管理の委託を受ける下水道管理センター(金堀町)の作業員6人が1枚40キロほどある大きなふたを手際良く交換していった。


 同局管路整備室は「函館のイメージアップにつなげ、足元にも注目して歩いて」とPR。

2012/04/24

民間事業者とUR都市機構が連携、「持続的なまちづくり」へ…国交省研究会が提言

民間事業者とUR都市機構が連携、「持続的なまちづくり」へ…国交省研究会が提言


 国土交通省は20日、「持続可能なまちづくり研究会」(座長:清水雅彦慶應義塾大学常任理事)がとりまとめた提言を公表した。有識者により、今後の持続可能なまちづくりに向けた、都市再生の方向性および具体的手法について検討を進めてきたもの。


 同提言では、持続可能なまちづくりの課題として以下を揚げた

  1. 低炭素・循環型のまちづくり
  2. 高齢社会に対応したまちづくり
  3. 安全性・防災性の高いまちづくり
  4. 活力と魅力のあるまちづくり
  5. 官民の連携等による持続可能なまちづくりの実現


 官側の主体として想定する(独)都市再生機構(UR都市機構)については、都市再生事業では政策的意義の高い事業に特化しつつ、民間事業者・地方公共団体の補完事業を実施していくべきとした。


また、民間事業者とUR都市機構との連携等によるまちづくりへの取り組みの方向性として

  1. URの保有するノウハウやマンパワーの有効活用など、災害復興まちづくりの支援
  2. URの保有する耐震性の低い既存団地の建て替えや集約による地域活性化および医療・福祉拠点の再整備、PPP手法等による高齢者向け住宅の供給など、低炭素・循環型かつ高齢化に対応した医・職・住近接のまちづくりの実現
  3. 建築年度の古い団地の再投資の促進や集約化、個々の住戸ごとのきめ細やかな対応など、経営環境の改善に配慮した団地の再生

などの取り組みを実施していくべきとした。


 函館の運送業「西武建設運輸」社長の岸寛樹さん(38)と、WAKOビルの管理会社「NAアーバンデベロップメント」社長の布村隆二さん(48)が来月上旬、まちづくり会社を立ち上げる。事業の第一弾は、市内のビルの空き部屋を活用し、起業家育成する計画を立てていて、2人は「これを起爆剤に函館を元気にしていきたい」と意気盛んだ。


 市民の起業を支援し、人や経済の流れを活発化させようと会社を設立する。最初の事業は、同運輸所有の「本町五稜郭ビル」を使った「レンタルオフィス」。同ビル5階は10年ほど前から空きスペースだが、「五稜郭地区の一等地」(岸さん)という強みも生かし、物販やITなど、さまざまな業種での起業が期待できるという。


 空き部屋はそれぞれ8・5~16・15平方㍍で賃料は3~6万円の予定。コピー機が共用で使えるほかに机、電話・ファクスも同社で備える。室内の改修を経て、早ければ6月にも貸し出し可能。今月22日には、同ビルで起業希望者への説明会を開く。


 布村さんも岸さんも、それぞれ函館の民間企業で社長を務めるが、今回は「まちづくり、人づくりの創出に専念したい」と口をそろえる。JR函館駅前や大門地区の商店街活性化に向けカフェバーを立ち上げるなど、精力的に活動する布村さんは「起業したい人の力になれるさまざまな事業を展開したい」、岸さんも「このビルを土台に大きく成長していく人がどんどん増えれば」と期待している。


 説明会は午前10時から1時間。参加無料で、希望者は直接会場へ。問い合わせは西武建設運輸TEL0138-47-2738。


2012/04/20

道内6都市でスタンプラリー4月20日(金)から

道内6都市でスタンプラリー4月20日(金)から


 4月20日(金)から、函館、札幌、旭川など道内6都市連携で観光客誘致を目指し、各市の観光名所などを巡るスタンプラリーが実施される。昨年に続いて行われるもので、参加しやすくするため応募条件を緩和した。


 「北海道6都市スタンプラリー」と銘打ち、函館、札幌、旭川、釧路、帯広、北見の計6都市が参加、昨年初めて実施された。6市が本年度予算に100万円ずつ計上し、旅行雑誌を発行するリクルート北海道じゃらん(札幌)に業務委託している。


 スタンプラリーは、携帯電話の専用サイトに登録し、1都市につき8カ所、計48カ所ある「スタンプポイント」を訪れ、GPS(衛星利用測位システム)機能を使ってサイト上でスタンプを獲得する仕組みだ。すべてのスタンプを獲得すると、抽選で6都市や近郊の温泉ペア宿泊券が当たる。


 昨年度は8月から今年2月まで実施したが、観光のオフシーズンと重なった上、6都市をすべて訪れる必要があったため、参加者が489人と伸び悩んだ。これを受けて本年度は2都市や3都市のスタンプだけでも商品が当たるようにした他に、春・夏・秋の季節ごとの商品や、専用の台紙で応募する「ハガキ賞」を設けるなどして、参加への間口を広げた。


 スタンプポイントは函館の五稜郭タワーをはじめ、大通公園・テレビ塔(札幌)、旭山動物園(旭川)、北の屋台(帯広)などが設定されている。函館市ブランド推進課は「今年はサクラの咲く時期からスタートできることが大きい。多くの道民に参加してほしい」と話している。


 スタンプラリーは11月30日まで。専用の台紙は市役所や各観光施設で配布する。携帯での登録はhttp://www.6toshi.jp/m。


2012/04/13

住宅着工が3年連続減 長引く不況「分譲」半減 昨年の函館市内

住宅着工が3年連続減 長引く不況「分譲」半減 昨年の函館市内


 国土交通省などのまとめによると2011年の函館市内の新規住宅着工戸数が前年比11.6%減の1396戸で、3年連続で前年割れとなったことが分かった。市都市建設部は「新築や改修に対する国の優遇制度の効果はあったが、全体では長引く不況で厳しい状況が続いている」としている。


 住宅の形態別では、一戸建てと集合住宅のうち、玄関や階段などの共用スペースのない長屋が前年比2.6%増の851件、共同スペースがある共同住宅が28.4%減の545件。利用別では、分譲は50.2%減の218戸と半減。マンションなど貸家は2.7%減の626戸、持ち家が13.2%増の546戸などだった。


 月別では、東日本大震災後の4月が171戸で最も多かった。5、6月も100戸を上回り、7月には4月に次いで多い164戸を記録。断熱化など省エネ効果の高い新築や改修に対し最高32万円分がもらえる国の住宅版エコポイント制度が7月で終了したことから、「震災後の省エネ意識の高まりに加え、駆け込み需要が影響した」(市内の住宅メーカー関係者)という。


 国は1月下旬から、最高15万円分が与えられる住宅版エコポイント制度を復活。昨年10月21日以降の新築または同11月21日以降の改修を対象としているが、市内の不動産業者は「不況で一戸建て着工の動きは鈍く、マンションなど貸家も供給過多が続いており、明るい兆しは見えない」と話している。

2012/04/10

青森のタウン誌が函館を特集

青森のタウン誌が函館を特集


 青森市のタウン誌「あおもり草子」は、1日に発行した第208号で、函館を紹介する特集ページを初めて掲載した。津軽海峡をはさんだ隣町同士の函館と青森を対比させた構成となっている。また、函館市民も編集に協力した。


 このタウン誌は青森市内の企画会社「株式会社企画集団ぷりずむ」が1979年に創刊し、青森県内をエリアに年6回、偶数月に発行している。青森の風土や文化、歴史、街の話題を市民の視点に立った切り口で紹介している。


 函館の記事といえば過去に縄文遺跡や連絡線の話題を特集したが、”函館”を特集するのは初めてであり、青森県外の市町村を扱ったのも初めてだとタウン誌出版会社。北海道新幹線開業予定の2015年度を見据え、今以上の青函交流の期待を込めて”函館”に注目した。


 あおもり草子208号では「函館・青森海峡行ったり、来たり」と題して、25ページにわたり両市のベイアリアや周辺の観光スポットを特集。函館の紹介部分は「ギャラリー村岡」(元町)を営む村岡武司さんが巻頭エッセーを執筆。ほか、市内のフリーランス・プランナー、田村昌弘さんが案内役と写真撮影を担当。タウン誌編集部の記者が西部地区や湯の川温泉地区などの飲食店を巡り、探訪記として記した。
 田村さんは「記者が取材相手の懐に踏み込めるような道しるべ役を心掛けた」と振り返る。


 今回は特別に函館市内の主な書店でも販売。同編集部は「両市の違い、魅力が読み取れる内容。両市民がお互いに関心を深めるきっかけになれば」としている。


 A4判、48ページ。定価600円。問い合わせは同編集部TEL017-773-3477。

2012/04/09

ミシュランガイド20日に道内版発売

道内版ミシュランガイド20日に発売


「ミシュランガイド」の北海道版が今月20日、全道の書店で一斉に販売される。その名も「ミシュランガイド北海道2012特別版」(2,310円)。飲食店や宿泊施設を星の数で格付けし、日本では東京、関西に続く第3弾。函館を中心とした道南の掲載にも期待が高まる。


ミシュランガイドはフランスで1900年に発行されて、これまでに世界の90カ国以上で親しまれてきた。北海道版は日本ミシュランタイヤ(東京)が刊行。プレセレクション(事前選出)の段階で全道から約800店を選び、2010年秋から同社の社員でプロフェッショナルな知識を持つ調査員が、匿名で訪れサービスを体験し、評価した。


今回の北海道版は、通称「レッドガイド」、飲食店などを格付けしたものだ。地元や日本の観光客向けで、函館山からの眺望が三つ星を獲得した外国人観光客向けの「グリーンガイド」とは大きく特徴が異なる。
内容もレストランやホテルのほか、居酒屋、名物のラーメン、ジンギスカン、スープカレー店なども掲載の対象となり、身近なお店が“ミシュランの視点”から楽しむことができそうだ。